今回はギターの弦のお話。
実は「結構大事なことだけど、中々レッスンの限られた時間では教えにくいものだから」。
あえて記事にしてみます。
ギターの弦交換の目安
ネットなどで調べると交換の目安時期は1ヶ月だったり、3ヶ月、6ヶ月、ライブごとに・・・
色々な情報が出回っています。
当然ギター初心者であったり、教室に通ってない人たちは何を信じたらいいか分からないですよね?
ここからは私的な意見ですが書いていきます。
まず、ライブ毎には張り替えなくていいです!
プロのミュージシャンで一回のライブで20曲がっつり演奏した。と言うのであれば替えてもいいでしょう。ただ、一般の方が頻繁に替えすぎても費用がかかりすぎてしまいます。
プロはスポンサーがくれたりなど、私たちとは色々環境が違いますからね。
そして、張り替えをしてくれるテクニシャンであったり、弟子だったりを帯同していることもある。
それでは、半年に一回ペースはどうか。
普通に趣味でギターを弾いている程度であれば、正直3〜6ヶ月スパンでいいとは思います。
もちろん、1ヶ月に一回位替えてる方がギターの「音」は常に煌びやかでジャキジャキした音が
楽しめますが、費用が結構かさむので学生さんなんかには大変だと思います。
ただし、3ヶ月〜6ヶ月とはいえど、
「練習後には毎回クロス(布)で弦を拭いてください」
これを怠ると弦は直ぐに錆びたり、酸化してしまい寿命が一気に短くなります!
商品リンク貼っておきますが、大きめのものをカットして使うのもアリかと思います。
オススメの弦
ギターの弦はこだわる方が沢山いらっしゃいます。
車で言うところのタイヤであったりするので当然といえば当然でしょうね。
私も昔はアーニーボールだ、ダダリオだと色々と使ってはみました。
まぁ、音が変わるのは勿論のこと(微々たるものですが)、手触りであったり、持った時の感覚の違いなど、好みの部分が大きいかもしれません。
なので、こればかりは正解・不正解はないと思います。個人の手に合うか合わないかが重要です。
さて、あくまで私の場合ですが、エレキもアコギも一つの弦で落ち着きました。
それは
「ELIXIR(エリクサー)」
まずはエレキギター用
私は09〜46のゲージを好んで使います。
6弦が42のものもありますが、やっぱり6弦は太く、高音弦は細くあってほしい。(チョーキングする場合)
アコギ用
私は押さえやすさを重視するので、「エキストラライト」のゲージを張ります。
大きめボディのギターはもう少し太め、せめて「ライトゲージより上」を張った方がギターには合っているかもしれません。
小学生や女性の皆さんは、アコギの場合柔らかめのゲージ(弦の太さ)を張ってみてくださいね。
さて、このエリクサーという弦は何がそこまでいいのでしょう。次章で説明します。
ELIXIR(エリクサー)弦
HPには以下のことが書かれています。
『1997年、エリクサーストリングスを開発したゴア社は、独自のコーティング技術で特許を取得しました。この技術は現在でも、他には無い唯一のコーティング技術です。
他社弦では、演奏を始めるとすぐに汗や汚れが巻き線の隙間に蓄積し、音質の劣化が起こります。
エリクサー ストリングスは、巻き弦全体をすっぽりと覆う唯一のコーティング弦です。このコーティングが巻き線の隙間に汚れが入り込むのを防ぎ、音質の劣化や腐食の発生を食い止めます。
結論: 他ブランドのコーティング/ノンコーティング弦と比べて、高い音質が長く続くと言われています』
上記のことから、コーティングを施し「寿命を延ばしている弦」と言えます。
(手触りに関しても好みが分かれるらしいですが、私は全く気になりません。)
なので、少しお値段は張りますが、弦交換の手間という面から私は重宝しています。
そして、エリクサーには3種類のコーティングがあります。
・POLYWEB(暖かみのある音色/極めて滑らかな弾き心地)
・NANOWEB(くっきりとした音色/滑らかな弾き心地)
・OPTIWEB(クリスピーサウンド/自然な弾き心地)※エレキのみ
それぞれの弦の音の違いもHPにて視聴できるそうなので、興味のある方はこちらから聴いてみてください。
まとめ
結局のところ、弦は好みで分かれたりはしますが、自分の優先順位が何なのかを決めて選定するといいと思います。私は交換の手間が嫌なので、少しでも長持ちするコーティング弦を使用します。
とは言え、あまりに安いものは避けるようにし、1パック500円は出すようにしてくださいね。
また、一本だけ弦が切れてしまった際は弦の単品売りもあるので、そちらを買って替えるのがいいです。以上、参考にしてみてください。