今回の記事は大体の方が「ドキッ」とする記事です!
それはチューニング。
私は常に何十人とレッスンをしていますが、はじめに「チューニング」の説明をきちんとします。
ただ、人には性格があるので、それをきちんと大事なものと受け止める方もいれば
大体合ってればいいだろうと思う方もいます。
ちなみに「怠り型の方」にはしつこく言っても逆効果なのであまりしつこくは言わないようにしています。(あくまで私の場合は)
さて、何故にそんなにチューニングが大事かを書いていきます。
チューニングをきちんとできる人・できない人
チューニングが合っていれば当然「正解の音」が出ているので、気持ちよく弾けることはもちろん、ギターのチューニングが狂っている時も「耳で解るように」なります。
すなわち、チューニングが狂っている時「違和感として捉える耳」が出来上がります。
(もちろん、チューニングにはチューナーを使いますが。)
さて、おろそかにしている人はどうかというと・・・
普段から少し狂っていることが当たり前になっているので、違和感として気づけないのです・・・。
なので、私のせいでもありますが生徒さんでは結構いらっしゃいます。
1年くらいギターをやっていればこういう「違和感」に気づく耳もできてきますが
「ギターの音が気持ち悪いですが、気にならないですか?」と私が質問しても
「いや、全然わからないです」と答えられます。
そういう方にはやんわりと「チューニングは大事なのでしたほうがいですよ〜」と言いますが、
めんどくさいが勝ってしまうんだと思います。まぁ、気持ちはわかりますけどね!
では、先生は毎回やってるの??と質問されれば・・・
「毎回はしていません!!!笑」
何故か?僕らには違和感を感じることができるので、狂っていればその時点でチューナーを付けます。
ギターを一音出して違和感を感じた場合は、すぐに合わせます。
ただし、バンドの場合は微々たる狂いでもメンバーに迷惑をかけることとなるので、必ずチューニングします。むしろ、ライブでは数曲ごとにチューニング確認します。
チューニングで表されるアルファベットって
大体の方が戸惑うチューナの表記ですが、「E」「A」「D」・・・
これって何?と思われる方が多いと思います。
これは実は音名なんですね。
せっかくなので覚えましょう。日本人は「ドレミファソラシド」という習い方をしていますが、
世界共通で「C D E F G A B 」(ドレミファソラシ)となっています。
なので、6弦や1弦を弾いた時に点く「E」というのは「ミ」に合わせなさいよ。ということです。
一応、一覧を載せておきます。
チューニングの表記
6弦・・・E
5弦・・・A
4弦・・・D
3弦・・・G
2弦・・・B
1弦・・・E
これは大事なので覚えておいてくださいね。
まとめ
大事と解っていながらチューニングを怠る方は多いと思いますが、あまりにも怠ってしまうと周りが違和感を抱くレベルなのにも関わらず、それすら気づけずに音感が音痴になってしまいますよ・・・ということですね。なので、特に最初は念には念を入れて合わせることをお勧めします。
耳が出来上がってしまえば、あとは違和感に気付いた時に合わせてあげたらいいのだから。